僕は広告やホームページで常々国語の重要性を訴えていますが、
具体的にどうしたら国語の点が上がるのかを何回かに分けて書いていきたいと思います。
①「解き方を徹底すること」
まず大人が認識しないといけないのは、「多くの子どもたちは、思ったより国語ができない」ということです。
この理由は大きく二つ。
「1 文章を読みなれていないので、語彙力や読解力が低い」
「2 国語の解き方を知らない」
特に今回訴えたいのは2について。
多くの子供達と接していると
「学校、通信教育、塾などで国語の問題を解いたことはあっても、解き方を1から丁寧に説明してもらったことがない。」
というケースが多くみられます。
そのため、
国語を解くときは『なんとなく』で解くしかない。
そして「なんとなく」解いているから、一生懸命問題を解いても、次に繋がらない。
また、次もなんとなく解くだけ。。。。。。
こんな悪循環に陥っているお子さんが多いです。
そのため、国語の点を伸ばすには、まず解き方を1から説明して、子ども達に理解してもらうことが重要です。
1からというのは、具体的にいうと、「なぜですか?」と聞かれたら「〜から。」と答えるとか、「どういうことですか?」と言われたら「〜こと。」で答えるとか、そんなレベルから。
大人の人は「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、子供達は大人との年齢差分、日本語との接触回数が少ないのです。
また、スマホの影響もあり、子供達の文章に触れる機会は減っています。
大人にとっての当たり前が当たり前じゃないのです。
だからこそ、そういう当たり前のことから順を追って「解き方」を説明していきます。
そうやって一から丁寧に解き方を説明すると子供達はだんだん解き方が分かってきます。
しかし、一つ注意しないといけないのは、「解き方がわかること」と「解けるようになること」は違うということです。
解き方を理解したら、次は自分で実践できるようにならないといけません。
自分で実践できるようになるには、その解き方が当たり前になるまで、何度も何度も繰り返すことが重要です。
しょうた塾の演習では、演習後に毎回毎回、同じ解説、同じ解き方の説明を繰り返すことで、徹底的に正しい解き方を身につけていきます。
次回は古文、漢文、文法について書きます!